いや~暑いです。
夏ですから。

祇園祭が終わってからこっち、連日猛暑日が続いております京都。

今年の祇園祭は、台風11号とかぶっちゃいまして、どうなることかと心配されてましたが、無事にお祭りは終わったようです。

しかし祇園祭には悪さをしなかった台風11号でしたが、我々松原造園が懇意にして頂いている、ホテルくに荘様の庭先では、盛大に暴れてくれよりましたよコンチクショウ。

くに荘のシンボルツリーとなります、京都市指定保存樹のムクノキ。

 

説明板にプロフィールが書かれていないので、私のヤマ勘ではありますが、樹高約20m超、幹周は大人2人が手を繋いでも届かないほど。

樹齢は…ムクノキは成長の早い木ですから、ん~二百年から三百年というところでしょうか。

コイツの枝を台風11号の突風が折ってしまいよったんです。

 

枝といいましても、その枝元の直径約70㎝。

 

そりゃあもう、立派な大木の幹並みの太さです。

それが2本。

 

折れた枝が落ちるときに、下の枝も一緒に折ってしまいよったんでしょう。

折れた場所が広い庭、しかも真夜中だったということで、被害は最小限に留まりましたが、こんな枝がもし、人もしくは建物や車に落ちてきたらと考えたら…ぞっとします。
さぶいぼ立ちます。

すぐに災害復旧に取り掛かったわけですが〝被害は最小限度〟とはいえ、これだけの枝ですから、相当な労力とゴミの量になります。

人力では埒が開かんやろということで、カニクレーンを投入しました。

 

自社の4tユニックと2台で、バケツリレー式での撤去作業です。

ただ問題やったのは、このムクノキが京都市指定保存樹やったもんですから、ホテルの敷地にある樹とはいえ、何をするにしても、京都市にお伺いを立てんといかんことになっておりまして。

まぁその分、助成金制度があったりするんですけども。

毎年、この祇園祭や京都マラソンなどのイベント事があるときは、交通規制と観光客による混雑が半端じゃないもんですから、京都市内の仕事は控えて、南部の地元の方でこそっと仕事をしてる松原造園なんですけども、この日ばかりはしようがありません。

ムクノキの書類の申請等を早急にしなければならないため、祇園祭の最中、市中を駆け回ることになりました。

渋滞の中、すぐに変わる信号(そう感じる)と、他府県ナンバーの予測不能な車線変更(僕も他府県に行ったらやってしまいます)が僕を襲いかかってきます。

それと、台風一過での照りつける太陽と蒸せるような湿度も、容赦なく僕を襲います。

このときほど、エアコンの無い車を買ったことを後悔したことはありませんでした。

 
(こんなヤツ、30年前のジムニー。屋根は付けれます)

ちなみにムクノキ、漢字では『椋』と書きます。
木へんに京。

京都らしい木。というわけでもありません。
その昔、ミヤコによく生えていたから。なんてことでもないでしょう。

数の単位で京(けい)ってあります。
かなり大きい単位。兆の1万倍ですって。
京には大きいって意味があるんでしょうか。

そういえばクジラって、魚へんに京で『鯨』です。

さんずいに京で『涼』
言べんに京で『諒』
ん~混乱してきた。やめときましょう。
知らんくせに適当なことを書くのは。

そんなことより、このムクノキの今後です。

当然ながら、こうなると他の枝もいつ折れるとも知れず、不安になってきます。

 

近いうち、高所作業車を入れて調査し、最悪の場合の〝伐採〟という選択肢も含めて、検討していかなければと思っています。