新聞に載りました。
犯罪を犯して載ったわけじゃないので、プチ自慢させてください。

京都新聞7月2日付。カラーです。

地元タブレット紙の洛南タイムスにも。

7月2日付、カラーです。

同じく地元タブレット紙の城南新報7月1日付け。

カラーちゃうけど。

つくった場所は、城陽市役所の市長室前です。

城陽市のことを一番考えてくれてる人、城陽市のために一番動いてくれてる方の部屋の前が、ものすご~く殺風景で暗いもんですから。

ちょっと明るくしましょうか?私ら造園屋で良ければ。ってことで、この場所に小庭をつくらせていただきました。

定期的に松原造園ブログを覗きに来て下さってる方なら、「あぁ、あれか」と言って下さるかと思います。
毎年、城陽市のお祭りの日に飾り、城陽商工会議所の入口に展示しているそう。あれと同じ感じです。

なので、石組なんかは一度使用した材料を使ったりなんかしています。
1年毎に模様替えをするつもりなので、仮設感があるのは否めませんが。

今回は、城陽市造園建設業協会からの寄贈ということにしました。

結構な材料をエレベーターで運ばないとあきませんので、17時以降、役所が閉まってからの作庭となります。
それぞれの担当現場の仕事を終えてから順番に合流。
職人総出で一気に仕上げてしまいます。

みんな朝から目一杯、現場仕事して疲れてるやろうに。
男気で動いてくれてます。
ホンマありがとう。

市長からお礼の言葉を頂けるということで、失礼の無いようにスーツを着て行きましたが、やっぱりどうせやったら、庭師の正装である半纏で行ったら良かったかなと、写真を確認して少し後悔しています。

庭のタイトルは〝一隅を照らす庭〟です。
前にも展示庭園でこのタイトルを付けたことがあります。

僕、好きなんですよね。この言葉。
一隅(いちぐう)を照らす。
四字熟語で言うと、一燈照偶(いっとうしょうぐう)。
立志照偶(りっししょうぐう)もほぼほぼ同じ意味です。

志を立て、自分のいる場所を照らす。
言い換えれば、その場に居なくてはならない人になる。ということです。
まずは自分を照らす。
自分という場を照らして、そしてそれがそのまま周りを照らす光になる。

私は庭づくりしか能のない人間ですけれど、学者さんは学者さんなりに、造園屋は造園屋なりに、それぞれ一人一人が、自分自身の得意分野でもって光り輝けば、城陽市がどの道を進もうとも迷うことはない。
明るく輝かしい未来に向かうに違いない。

そんな一隅を担えることに誇りと遣り甲斐を感じ、これからも一流の庭師になれるよう、日々精進してまいりたいと思います。