驚くべき情報が飛び込んできた。
私だって俄かに信じ難い。
先日、職人がカンガルーを目撃したというのだ。
庭石の置き場で。である。
もちろん、我が社の置き場はオーストラリアにあるはずもなく
日本の京都府南部、城陽市である。
目撃者は二人。
40代のベテラン職人と19歳の新人クン。
状況はこうだ。
8月の20日だったか21日だったか。
二人はその日の作業を終えて
夕方、仕事の帰りがけに置き場に寄ったそうである。
普段と何も変わるはずもない景色の中に、突然飛び込んできたのは
体長1mほどの動物の後ろ姿だった。
ベテラン職人はとっさに「鹿か?」と思ったらしい。
なるほど。
鹿なら、ここから10kmほど行けば奈良ということもあり、別段珍しいこともない。
しかし、「鹿か?」と思ったその瞬間。
振り向いたその顔は、まさにカンガルーそのものだったという。
$庭志から庭師へ
イメージ画像
カンガルーとの距離はざっと20~30m程度。
その後すぐにカンガルーはぴょんぴょんと跳びはねて
東の竹藪に消えていったそうな。
「あれがカンガルーやなかったら、いったいナニルーやっちゅうんじゃい。なぁ。」
「ハイ、マジっス」
と、周りとの温度差に戸惑いつつも
少々キレ気味に彼らは熱く語っていた。
今後の目撃情報を待つ。