奈良の地に、またまたバカなオヤジたちが集まってきました。

庭志から庭師へ

知る人ぞ知る、TOKUSAのメンバー5人です。

自ら言うのもなんですが、何を隠そう『やまと花ごよみ』の出展庭園で見事『金賞!!』を勝ち取った『ヤル時はヤル親父たち』です。

何しに集まったの?

なんて、野暮なことは訊かないで下さい。
金賞を勝ち取ったんですから、祝賀会に決まってますやん♪

1泊2日の祝勝会です。

ま、せっかく遠い所からわざわざ来ていただいた方たちもいるわけですから、観光へってことで早朝から一路京都へ。
造園屋が集まったわけですから、名園なんぞを見て回る。

と思ったでしょ。

ところがどっこい。

京都では今、みやこメッセで『京都アートフェスタ(アートダイブ)』なるものが開催中です。

庭志から庭師へ

なんでも、新進気鋭の若手アーティストによる様々なジャンルの作品が、アーティストそれぞれの展示ブースにおいて自由に展示・発表・販売しているクリエイター・アートファン達のためのイベントだそうで、絵画やイラストレーション、写真等の平面作品はもちろん、立体作品・インスタレーション・映像・アニメーション・ファッション・アクセサリー・手芸品まで。実に様々な分野から集まった出展アーティストが一同に会する半年に一度の祭典なんです。

庭志から庭師へ

これだけ聞くだけでも、面白そうでしょ。

さらに、このアートフェスタにブログで知り合った『乙女ザムライ木村二段』さんが出展するという情報をキャッチしました。
これは行かねば。

ということで、造園界新進気鋭?の中年たちが、新進気鋭の若手アーティストに紛れ込んできましたよ。
2時間ほどかけて、ゆっくりと見させていただいたのですが、基本的にはご自分の作品を販売されている方が多かったですね。
ただ、出品されている若手アーティストたちの数が半端じゃないので見所はありました。

その中に、『乙女ザムライ木村二段』さんもいらっしゃいました。

庭志から庭師へ

黒地にピンクの字が書いてあるTシャツを着ている方です。

『乙女ザムライ木村二段』なんてフザケてた名前でしょ。作品もフザケてるんです。

こんなTシャツとか。
庭志から庭師へ

こんな色紙や。

庭志から庭師へ

こんな卓上用のビジネスツールなど。

庭志から庭師へ

ちなみにコレ購入。

でも、初めてお会いしたのですが、ご本人は真面目で気さくな方でした。
真面目に不戯けてらっしゃるんですね。

そんな乙女ザムライ木村二段さんのブログはこちら。
ブログ アジだって開くのに…

少しの間でしたが、お話ができて嬉しかったです。
また機会があれば、遊びに行きますね♪

入口付近では、即興で描くライブパフォーマンスをやっていました。

庭志から庭師へ

中でも一番、目を惹いたのはこの女の子。

庭志から庭師へ
墨を使った作品のようなんですが、筆は使いません。
頭に『何か』を付けて、それで描いているんです。

このように。

庭志から庭師へ

写真の時はシュロチクの葉っぱを付けてました。
他にも流木やクスの木の葉っぱなどなど。

で、一体何を描いているのか、見当もつきません。

でも気になります。

そこで、新進気鋭の中年と新進気鋭の若手アーティストとの接触です。
老紳士と話しこんでいる隙を突いて、女の子に質問攻撃。

庭志から庭師へ

中年「一体、何を描いてはるんですか?」

若手「メです」

中年「メ? メって目のこと?」

若手「そう。目です」
と、自分の目に人差し指をやり、純粋な笑顔を見せる女の子にたじろぐ中年。

一瞬たじろぎはしましたが、なおも質問は続きます。

中年「なんで頭に(シュロチクの葉っぱを)付けてるの?」

若手「手は使いたくないんです。(作品に)意思が入るから」

中年「・・・ほぅ。」

そのやりとりを傍で聞いていた私も「・・・ほぅ。」

アーティストにとって、この質問は愚問なんですね。

聞くなよ。感じろよと。

それでも、笑顔で対応してくれた若手アーティストさん。
ありがとうございました。
ただ、完成まで見れなかったのが残念です。

で、このあと会場のすぐ近くだったこともあり、平安神宮へ行ったのですが、それは次回ということで。

金賞!! 祝賀会② 平安神宮・龍安寺編へつづく

※時間がなくて、今日のところは自分のブログを更新するのが精一杯でした。近々みなさんの所にコメしに行きますので♪

※文中に出てくる『オヤジ』や『中年』という言葉は、愛を込めて使っています。そして以後、これからも。