致知出版社の『小さな人生論2』から
私のお気に入りの言葉を。

苦抜け法

およそ事にあたりて苦しく思ふは下手の証拠なり。
たび重なる毎に苦、次第に抜けさり、面白味忽然(こつぜん)と湧かむ。
これ上手になりし証拠なり。
故に苦、いよいよ激しくなる時は
大願成就、時節到来の数分前なることを知り、
大死一番、勇を鼓して進め。
苦とは何ぞ、来たれ汝に告げむ。
苦とは外にあらずして内にあり。
自ら苦しと思ふが苦なり。
面白味 出てこそものの 上手なれ
働いてみよ苦にならぬまで。

「小さな人生論2 著/藤尾秀昭 致知出版社」

私の場合は、大した苦労なんかしたことがありません。
そのかわり、甘えたことはいっぱいあります。
なんやかんやと、言い訳をつくっては楽な方に逃げてしまう。
数え上げたらきりがありません。
私は単純ですから、ストレートなこの言葉に、心をガシッと鷲掴みされてしまいました。

なんだか漠然と頑張れる気がしてきました。
「やったろうじゃん」って気が沸々と湧いてきました。
この言葉を唱えた今なら、むしろ苦労ウェルカム!!です。

ただ、苦労が来たら来たで、思いっきり凹むんだろうなぁ。