今年の秋に、奈良県で開催する

『第27回全国都市緑化ならフェア やまと花ごよみ2010』

庭志から庭師へ

これに、

アメブロから全国各地へ呼びかけ、集まった造園屋の仲間たちで出展庭園をつくることになりました。

チーム名は

C.S TOKUSA

C.S TOKUSAってなんぞや って方は

C.S TOKUSA  ←こちら。

で、このイベントの出展庭園のデザインを私が考えることになっているのですが、我々の他に約50社ほどの実力ある造園関係の業者さんたちも出展されます。

それに見劣りしないようなデザインを考えなければいけません。

ということで描いてみましたよ、図面を。

ただですね。。。

いざブログに載せるとなると、少し照れくさいんです。

ま。載せるんですけどね。

こちらでございます。
庭志から庭師へ

小さいので見難いでしょうか。

ズバリ。タイトルは

『赤い毛氈なら抹茶、イスとテーブルならコーヒー、

               どちらもきっと美味しいに違いない庭』

大きい画像を見たいとおっしゃる方は、パソコンのメールアドレスをメッセージで送ってください。

大きい画像をお送りします。

とりあえず、簡単に説明させていただきますと。

庭園のコンセプトはタイトルでもわかるように、和と洋をミキサーにかけてミックスした、生活空間というより、見て楽しむ庭になっております。

ですから、生活感はゼロ。展示庭園ですから、夢がないと。

図面の左側が平面図。

右側がイメージパースです。

下に描いたイラストはつくばいと石組の立面図です。

詳細を説明します。

庭志から庭師へ

まずは左側から。

左手前はつくばいです。

つくばいの機能を排して、水の景としてデザインしました。

水は壁の真下に口を付け、真下の手水鉢に落ちるよう設計しました。

手水鉢は棗型をイメージして描いていますが、これは少し変えようと思っています。

つくばい周辺のアプローチは奈良県で採れる吉野石を使用したいと考えています。

つくばいの後ろは、半丸瓦を積み上げ、仕切りをつくります。

反対側は蛇篭(じゃかご)です。伊勢ゴロ太を詰めます。

左は黒。右は白。どちらも私が好きな色です。

それ以外、意味はありません。

瓦とつくばいの間にはトクサを中心にした砂紋を描きます。

TOKUSAですから。。。

砂利は黒です。

真ん中の奥。

これは、ぞのさんの方から提案していただいた切り株を使おうと思っています。


庭志から庭師へ

奥の緑地部分(平面図で緑に着色している部分)は、花を色々と植えようと思っています。

あと、蛇篭の前にある下草も花にしようと思っています。

『やまと花ごよみ』なんで。

右側の奥は石組です。

石組のバックに竹垣をつくります。

パースでは御簾垣になっていますが、これはもう少し面白味のある創作垣にしたいと思っています。

高木の樹種はまだ決めてません。

パースでは金木犀みたいに見えますが、そうではありません。

樹は私がこんな感じにしか描けないだけであります。

簡単ですが、説明はこんな感じです。

ざっくりとしたイメージで描いたので、細部まで描ききれてません。

一度、見ていただいてから、方向性を決めていこうと。

そんな感じであります。

以上、関係者の方々。応援して下さる方々。全く興味がない方々。

どなたでも構いません。

賛否両論、ご意見・ご提案等ございましたら、コメントしていただけると嬉しいです。

庭園名、命名!!へつづく