報告します。

この度、ワタクシのブログ「庭志から庭師へ」は、致知の公認応援ブロガ―に認定されました。

致知とは、私が愛読し、このブログでも度々紹介させていただいてる月刊誌の名称です。
庭志から庭師へ
「人間学を学ぶ月刊誌 致知」の新年1月号。


致知は昭和53年創刊で、爾来31年間人間学を探求されてきました。

蛇足ですが、松原造園も私の父が昭和53年に創業したということで、偶然にも同い年になります。

それにしても、雑誌の名称である「致知」って聞きなれない言葉ですよね。
そもそも、致知ってどういう意味なんでしょうか。
そのまま読めば、「知るを致す」。

これは中国の「大学」という古典にある「格物致知」という言葉から名付けたそうです。
・・・だから、その格物致知ってなんぞやってことですよね。

知を致すは物に格(いた)るに在り

まだこの言葉だけでは、意味があまり飲み込めないと思います。

実はこの言葉の前に、文章があるんです。

明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、まず其の国を治(おさ)む。
其の国を治めんと欲する者は、まず其の家をととのう。
其の家をととのえんと欲する者は、まず其の身を修む。
其の身を修めんと欲する者は、まず其の心を正しくす。
其の心を正しくせんと欲する者は、まず其の意を誠にす。
其の意を誠にせんと欲する者は、まずその知を致す。
知を致すは物に格(いた)るに在り


なんとなく、解りかけてきましたよね。

何か事を成さんと志したならば、順番で言えば、まず「物に格る」ことだと言っているんですね。
核心に近づいてきましたね。

では、「物に格る」とは?

ちなみに致知のホームページには名前の由来について、こう書かれています。

とかく現代人は、知識や情報にばかりとらわれがちですが、人間本来の叡智とは、実際に物事にぶつかり体験することによって初めて生きる力になると私たちは考えています。
実践を通して本物の叡智を身につける、という意味を込めて、誌名を『致知』と名付けました。


ここでいう、「物」とは事象や万物のこと。
そしてもちろん、万物の中には人間も含まれます。
すなわち物に格(いた)るとは、事象や万物の理りを究めること。

なるほど。

致知出版社は、日本を豊かな国にするためには、まず云々、まず云々と辿って格物致知、つまり人間学を探究することに至った。
そういうことですね。

なんとも深い名前じゃありませんか。

名前だけではなく、もちろん内容も実に深い。そして面白い。

で、なぜそんな月刊誌の応援ブロガ―に私なんかのブログが公認されたのか。

その経緯は以前、致知出版社の編集部の方からペタをいただきまして、そのきっかけで致知のブログを見に寄せてもらったんです。

そのとき、公認ブロガ―を募集しているのを知りまして、中途半端なブログで恥ずかしながらも応募しちゃいました。

致知編集部の方からの返事がコレです。

いつも月刊『致知』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
致知編集部ブログ担当の由良真理恵と申します。

このたびは弊社応援ブロガーにご応募いただき、
誠にありがとうございました。
松原様のブログを、編集部全員で拝読いたしました。

『致知』をご愛読くださり、その学びをご自身のお言葉で
お伝えくださっている文章に大変感銘を受けました。
また、毎回の記事に10件以上のコメントがついている
ことにも驚きました。
きっと松原様のお人柄、人徳が人を引き寄せていらっしゃる
のだと推察いたします。

ぜひ、弊社応援ブロガーになっていただきたいと思います。

ささやかなお礼ですが、
弊社ホームページに松原様のブログを紹介させていただきます。
近日中に公開いたしますので、
お時間がございます時にお目通しいただければ幸いです。

『致知』を少しでも多くの人にお読みいただくことで、
微力ながら日本をよくしていきたいと念じております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

由良真理恵拝

松原様ブログ紹介予定URL
→ http://www.chichi.co.jp/kounin-blogger.html

で、私からのお礼の返事がコレです。

この度は応援ブロガ―に公認していただいてありがとうございます。
メッセージを読んで、喜びで思わずニンマリしてしまいました。

他の応援ブロガ―の方々からすれば、私のブログなんかまだまだ稚拙で、恥ずかしいですけれど、
私の成長を期待して公認していただいたのだと思っております。

どんな理由であれ、公認していただいたということは、私自身の明日への活力となりました。
由良さんを含め編集部の方々の期待に応えられるよう、成長していきたいと思っております。

そして将来、もし海外で庭づくりをするチャンスを掴むことが出来たなら、
日本人代表として堂々と胸を張れる、そんな人間を目指します。

これからもどうぞよろしくお願いします。

こうして公認されたのも、手間暇を惜しまず、感情のこもったコメント下さってる皆様、ブログを読んでいただいてる皆様のおかげです。間違いありません。

私は今、皆様のおかげで輝いています。
感謝、感謝です。