前回、ブログで紹介させていただいたMさんからの紹介で、庭園工事をさせてもらったK邸の庭。

完成の報告をさせていただきます。

コチラがリビングの庭になります。

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玄関ポーチの柱で少し見づらいですが、リビングからほぼフラットで庭に出ていけるように、元々の高さから約40cm上げて造っています。

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逆光で、少し見づらいですが、土間のデザインが判りますか?

遊び心満載で可愛らしい仕上がりでしょ。

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木製の飾り棚とベンチ。それにランプシェード。

中川氏の庭ではお馴染みになってますが、飾り棚もベンチもランプシェードも、一つ一つデザインが違うんですよ。

一つ一つの庭に、毎回デザインしなおして、つくります。

だから、どれもがしっくりくるんです。

少しの違和感も感じません。

続いて和室の庭です。

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目隠しの壁を設けたので、スペースはかなり制限されてしまいましたが、和室の中から見える位置に、壁を利用した蹲踞を設けました。

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ここに、以前に紹介していた瓦の筧を使いました。

水鉢は信楽焼の器です。

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実はドウダンが、お施主さんの旅行中に葉が妬けて、茶色くなってしまったようで。。。。

しかし、幸いにも新芽はしっかりしていたので、枯れるまでには至ってませんでした。

それにしても少し、さみしい感じがします。

追加で下草を少し植えることにしました。

最後に外壁の目隠しフェンスを紹介します。
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外壁は、既存のリブブロックをそのまま残しました。

庭全体の高さを上げたこともあって、既存の塀では少し低いので、高さ90cmのアイアンと杉板を併せた目隠しフェンスを取り付けました。

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クレマチスの苗を植え、アイアンに絡ませていきます。

このフェンスも、GPN中川氏のデザインです。

クレマチスが全体に広がると、杉板と緑のコントラストが抜群になるでしょう。