出来れば、自分たちの技術を十二分に発揮した展示場をズババ~ンと設けたり、オリジナルデザインや新商品を開・設計し、試作に試作を重ね、十分吟味した上で、ドド~ンと売り出したいトコロです。

でも、ウチはしがない造園屋です。

展示場をつくる為の人件費や材料代、ましてや開発費なんてどこをどう絞っても出て来やしません。

我々がやれることは、今、目の前の仕事にどれだけ真っ正面に取り組めるか。

2009年8月19日付けのブログ「瓦の町、淡路を訪ねて

にて、報告させていただいた燻しの筧が、ようやく焼きあがりました。

庭志から庭師へ-kakehi001

デザイン自体はシンプルです。
口先や角の仕上げ、丁寧な仕事がなされてますね。
柔らかな印象があり、さすが鬼師。グッジョブです。グッド!
これで、私の夢もまた一歩。近づきました。
少しづつ、少しづつ、一歩づつ。新しいことに取り組んで行きたいです。

庭志から庭師へ-kakehi002

さあ、後は実際に庭に取り付けて完成です。
お施主さんには、長い間、楽しみに待ってもらってました。
淡路島から到着次第、直ぐに行きますんで、もうしばらくお待ちくださいm(u_u)m
それと、もう1つ。
鬼師さんにお願いしていた水鉢が製作段階に入りました。

庭志から庭師へ-kakehi003

軒瓦の上に軒瓦を重ねていますね。
これが水鉢?
そうです。これが水鉢になっていくんですよ。面白いでしょ。
それにしても、鬼師さん、ジャージにTシャツですかあ!?
ダイジョーブ(‘-^*)/ 技術は確かですから。

庭志から庭師へ-kakehi004

さらにもう一枚重ねました。
3段重ねです。
ここからもう少し、手を加えて完成です。
残りの作業、よろしくお願いします。